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スティーブ・ジョブズのタートルネックを封入したiPhone 17 Pro Maxが発売された。世界限定9台・135万円だ

Apple50周年を記念してカスタムiPhoneメーカーCAVIARが「ジョブズエディション」を発売。ジョブズが実際に着ていたタートルネックの生地をAppleロゴ部分に封入した世界限定9台・135万円のコレクターズモデル。X(日本語圏)で1,881いいねを集め話題に。

AutoMedia Desk
2026/03/28 11:20
6分
更新 2026/03/28 11:20
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スティーブ・ジョブズのタートルネックを封入したiPhone 17 Pro Maxが発売された。世界限定9台・135万円だ

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Appleが50周年を迎えた2026年、ある商品がX(旧Twitter)で爆発的に話題になっている。カスタムiPhoneメーカーのCAVIARが発売した「iPhone 17 Pro Max ジョブズエディション」だ。

世界限定9台。価格は135万円。そしてAppleロゴの中央に、スティーブ・ジョブズが実際に着ていたタートルネックの生地の断片が封入されている。

「聖骸布」——投稿者がそう表現したのも納得できる。

どんな商品なのか

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CAVIARが制作したこのiPhoneは、Apple 50周年を記念したコレクターズエディション。最大の特徴は、ジョブズのトレードマークだった黒いイッセイ・ミヤケのタートルネックセーターから切り取られた実物の生地が、iPhoneのAppleロゴ部分に組み込まれていることだ。

本体は通常のiPhone 17 Pro Maxをベースに、CAVIAR独自のラグジュアリー加工を施している。 背面はゴールドやシルバーのメタルフレームで覆われ、「Apple 50」の刻印が入る。

限定9台という数字はジョブズの「1から9まで」というこだわりを意識したものとされている(Appleのロゴが「1バイト=9ビット説」への皮肉とも言われている)。

CAVIARとはどんな会社か

CAVIARはロシア発のラグジュアリーiPhoneカスタマイザー。iPhoneに金メッキやチタン加工、ダイヤモンド装飾を施した超高級モデルを販売し、富裕層向けコレクターズグッズとして世界的に知られている。

過去にはプーチン大統領やトランプ大統領をモチーフにしたiPhoneも制作しており、「誰が買うんだ」と思いながらも買われ続ける不思議な市場を開拓してきた。今回のジョブズエディションも、Appleマニアのコレクター向けに全世界に向けて販売されている。

価格は公式サイトで約8,500ドル(日本円で約135万円)。1台1台手作業で仕上げるため、納期は数週間かかるという。

なぜApple 50周年にこれが出たのか

2026年はApple創業50周年の年だ。1976年4月1日、ジョブズとウォズニアックとロナルド・ウェインが設立してから半世紀が経つ。

Apple本社はこの記念年に公式イベントや限定商品を展開しているが、公式よりも先にサードパーティがジョブズの遺物を商品化してしまった格好だ。

ジョブズというブランドは、Appleそのものと切り離せない。黒いタートルネックは彼のトレードマークであり、その象徴性は今もAppleファンの間で強く生きている。「タートルネックの断片」という発想は荒唐無稽に見えて、「ジョブズが着ていた服」というコンテキストを持つ瞬間にコレクターズアイテムとしての意味が生まれる。

135万円の価値はあるのか

正直に言えば、スマートフォンとしての機能はノーマルのiPhone 17 Pro Maxと変わらない。

しかし、コレクターズアイテムの価値はそこにない。「世界に9台しかない」「ジョブズの実物の服が入っている」というナラティブが価値を生む。アートや時計の世界では、こうした「物語を持つ物」が機能や素材コスト以上の値段で取引される。

もちろん、135万円を出すほどの価値があるかは個人の価値観による。ただ、9台は世界中のAppleマニアが競うには少なすぎる数で、転売市場ではさらに高値がつく可能性も否定できない。

日本のAppleファンへのアクション

この商品を実際に購入できる人は世界でも9人だけだ。しかし、このニュースが示すのは「Appleという存在がいかにカルト的な影響力を持つか」だ。

Appleは50年間、単なる電子機器メーカーではなくライフスタイルブランドとして成立してきた。その源流にジョブズのビジョンがある。135万円のiPhoneが「ネタ」として広まりながら実際に9台売れるという事実は、そのブランド力の証左だ。

購入はしなくても、Apple 50周年という節目に「あの会社がどうやってここまで来たか」を振り返るのは面白い。ジョブズが最初のMacを発表した1984年のCM「1984」は今でも見る価値がある。50年前の4人が車庫で始めたものが、今や時価総額3兆ドルを超える企業になっている。

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