iPhoneが「あなた、18歳以上ですか?」と聞いてくる時代が始まった
Apple、iOS 26.4でイギリスにデバイスレベル年齢確認を導入。確認しないとWebフィルター自動適用。日本にも来る?

イギリスのiPhoneユーザーに、ある日突然ポップアップが出てきた。「18歳以上であることを確認してください」。
iOS 26.4のアップデートで、AppleがイギリスでデバイスレベルのAge Verification(年齢確認)を義務化した。「確認しない」を選ぶと、Webコンテンツフィルターが自動的にオンになる。大人なのにペアレンタルコントロールがかかる、みたいな状態。
どうやって確認するの
設定画面の一番上に「18歳以上であることを確認」というセクションが追加される。確認方法は3つ:
1. クレジットカード — カード情報で年齢を推定 2. 既存のApple IDの情報 — 登録済みの年齢データを使用 3. 身分証明書のアップロード — パスポートや免許証の写真
確認しなくてもiPhoneは使える。ただしWebフィルターがオンになって、一部のアプリやコンテンツにアクセスできなくなる。
なんでこうなったの
イギリスのOnline Safety Act(オンライン安全法)のせい。SNSやアプリが子どもを有害コンテンツから守る義務を負うことになって、Appleが「じゃあデバイス側でやります」と対応した。
通信規制庁Ofcomは「子どもと家族にとって大きな勝利」と歓迎してる。
プライバシー団体はブチ切れ
一方で、プライバシー擁護団体Big Brother Watchのシルキー・カルロ氏は「これはランサムウェアみたいなもの」と批判してる。
確かに、年齢確認のために身分証をAppleに提出するのは抵抗ある。Appleは「デバイス上で処理して、データは保存しない」と言ってるけど、「iPhoneを使うためにパスポートを見せろ」って言われてる感覚は否めない。
確認しない場合にフィルターが自動適用されるのも「同意しなければペナルティ」の構造で、批判されるのは分かる。
日本にも来る?
現時点でイギリス、オーストラリア、ブラジル、シンガポールが対象。日本はまだ。
でも日本でも「子どものSNS利用」は社会問題になってるし、年齢確認の仕組みは時間の問題かもしれない。東京都がSNSの年齢制限条例を検討してる報道もある。
お酒やタバコは年齢確認があるのに、スマホにはない——その「ない」が終わり始めてる。良いことなのか窮屈なのか、たぶん両方。
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