CapCutに「テキストから動画を作る」AIが搭載された。これ、やばいかも
ByteDanceがCapCutにAI動画生成Seedance 2.0搭載。テキスト入力で1080p動画生成。4億ユーザーに展開。
動画編集、もう自分でやらなくてよくなるかもしれない。
TikTokの親会社ByteDanceが、AI動画生成モデル「Seedance 2.0」をCapCutに搭載した。テキストを入力するだけで、1080pの動画クリップが生成される。写真1枚からも動画が作れる。
CapCutのユーザーは世界で4億人以上。その全員が、数タップでAI動画を作れるようになる。
何ができるの
「料理してる動画を作って」「海辺を走る犬の動画」みたいにテキストを入力すると、最大15秒の動画が生成される。6種類のアスペクト比に対応。音声も同時生成。
面白いのは「スタイルの学習」機能。人気のある編集スタイルやカメラワークを学習して、ワンクリックで再現できる。「あのTikTokerみたいな編集にして」が可能になるわけ。
料理レシピ、フィットネスチュートリアル、商品紹介、アクション動画。テンプレ的な動画なら、これで十分かもしれない。
なんでこれが「やばい」のか
OpenAIのSoraもGoogleのVeoもRunwayも、AI動画生成では先を走ってた。でもどれも「ウェイトリスト」か「API専用」か「専門プラットフォーム」に閉じてた。
ByteDanceは逆。4億人が毎日使ってるCapCutに、直接組み込んだ。
しかもByteがすごいのは、AIモデル(Seedance)、編集アプリ(CapCut)、配信プラットフォーム(TikTok)を全部自社で持ってること。作る→編集する→配信するの全工程が1社で完結する。これは他社にはない強み。
安全対策
ハリウッドから著作権侵害の批判が出てて、それもあってか安全対策はけっこう厳しい。
- 実在の人物の顔を使った動画は作れない
- C2PA規格で「AI生成」のメタデータを全動画に埋め込み
- 不可視の透かしで、プラットフォーム外でもAI生成と特定可能
どこで使えるの
今のところブラジル、インドネシア、マレーシア、メキシコ、フィリピン、タイ、ベトナムでロールアウト中。中国ではByteの「剪映(Jianying)」で既に使える。
日本やアメリカはまだだけど、時間の問題だと思う。
動画編集者の仕事、なくなる?
テンプレ的な動画(商品紹介、ニュース要約、SNS広告)は確実にAIに食われる。でも「その人にしか作れない」クリエイティブな動画は、まだ人間のほうが強い。
ただ、「その人にしか作れない」のハードルは、どんどん上がっていく。
この記事が役に立ったら共有してください

