マスク、広告ボイコット訴訟で完敗。「もう二度と訴えられません」
Xの広告ボイコット訴訟が棄却。with prejudiceで再提訴不可。広告主の離脱は合法なビジネス判断と認定。

Xを使ってる人、これ知っておいたほうがいい。
イーロン・マスクが「広告主たちがXをボイコットしたのは独禁法違反だ」と訴えていた裁判、木曜日にバッサリ棄却された。しかも「with prejudice」——つまり、同じ内容でもう二度と訴えることができない。完全に終わった。
何が起きてたの
話は2022年に遡る。マスクがTwitterを買収して、BANされてたアカウントを復活させたり、コンテンツルールを緩めたりした。それを見た大手広告主たちが「うちのブランドの広告をXに出すのはちょっと...」と離れていった。広告収入は1年で半分以下に落ちた。
マスクはこれにブチ切れて、2024年に訴訟を起こした。「広告主たちがGARM(Global Alliance for Responsible Media)っていう団体を通じて、共謀してXをボイコットした。これは独禁法違反だ」と。
訴えられたのはMars、CVS、Colgate-Palmolive、Nestlé、Shell、Lego、Pinterestなど。名だたる企業ばっかり。
裁判所の判断
テキサス州の連邦裁判所のジェーン・ボイル判事は、シンプルに切り捨てた。
ポイントは「消費者に害があったか」。独禁法は消費者を守るための法律であって、企業が競合に不利になったからって使えるものじゃない。広告主たちは「Xに広告を出さない」と決めただけ。他の企業がXに広告を出すのを妨害したわけじゃない。
要するに、「お前の店で買い物しない」って言うのは自由でしょ、っていう話。
Xにとって何が変わるのか
これで「広告主が戻ってこないのは違法な陰謀のせいだ」というマスクの主張は法的に否定された。広告主が離れたのは、単純にビジネス判断だったということ。
ちなみに、訴えられたGARMという団体は、裁判のプレッシャーで2024年8月に自主解散してる。勝ったのに解散って、なんか切ない。
マスクは控訴する可能性もあるけど、「with prejudice」で棄却されてるから相当厳しい。次はOpenAIとMicrosoftに対する1340億ドルの訴訟が4月27日に控えている。こっちは裁判まで行くらしい。
Xのタイムラインに流れてくる広告が減ったな、と感じてた人。それは陰謀じゃなくて、企業が自分で判断した結果だった——裁判所がそうお墨付きを出した。
この記事が役に立ったら共有してください

