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Motorola Razr Foldのプレオーダーが4月11日から始まる。Samsungへの挑戦状、€1,999

Motorolaが初のブック型折りたたみ「Razr Fold」のプレオーダーを4月11日に開始すると発表。価格はMotorolaPen Ultra込みで€1,999。MotorolaはすでにUS折りたたみ市場50%シェアを持ち、Samsung Galaxy Z Foldへの本格挑戦となる。

AutoMedia Desk
2026/03/29 06:36
4分
更新 2026/03/29 06:37
Motorola Razr Foldのプレオーダーが4月11日から始まる。Samsungへの挑戦状、€1,999

ついに来る。

Motorolaが公式Xアカウント(UK)で「15日後にRazr Foldのプレオーダーが始まる」と投稿した。日付は4月11日土曜日——予想より遥かに早い。Razr Foldは今年MWCで初公開されてから「発売時期は謎」とされていたが、ここで一気に現実味を帯びてきた。

Razr Foldとは何か

Motorola初の「ブック型折りたたみスマホ」だ。Razrシリーズといえばフリップ(縦折り)が定番だったが、今回は横に広がるGalaxy Z Fold型のフォームファクター。Motorolaとして、Samsungが独占してきた「ノートPCより大きな画面がポケットに入る」市場に本格参入する一手となる。

European価格は確定で**€1,999(約32万円)**。MotorolaPen Ultraが同梱される。Samsung Galaxy Z Fold7が競合で、同等価格帯での真っ向勝負になる。

Motorolaはすでに米国折りたたみ市場の50%を持っている

意外に思うかもしれないが、2026年の最新IDCデータによると、MotorolaはすでにUS折りたたみスマホ市場の50%シェアを占めている。Razr+やRazr UltraなどフリップモデルのラインナップがSamsungと拮抗している。

そこにブック型のRazr Foldが加わることで、Motorolaは「フリップ型もブック型も揃った唯一のブランド」になる。これはAppleがiPhoneのラインナップ戦略で採っているような「あらゆるニーズを内包する」アプローチだ。

ソフトウェアはどんな感じ?

MWCでのハンズオンレポートによれば、Razr FoldのUIは「Pixel(シンプル)とSamsung(機能豊富)の中間」というユニークなポジション。Androidをほぼ素のまま使いたいユーザーには好感触で、OneUIの複雑さが苦手な人に響く可能性がある。

大画面を生かしたマルチウィンドウや分割画面機能は実装済みで、書き込みにMotorolaPen Ultraを使えるため「紙のノート代わり」としても機能する。

今回のプレオーダーは「FIFA エディション」

今回のUKティーザーで言及されているのは、MWCで一緒に発表された「FIFA Edition」の Razr Fold。FIFA公式コラボモデルのため、限定感が強い。通常モデルの発売はまだ別途アナウンスがある可能性が高い——ただし、今回の発表はグローバル展開の起点になることは間違いない。

日本での発売は?

現時点では日本向け発売スケジュールの公式アナウンスはない。ただしMotorolaは近年、日本市場でもedge 50シリーズなどミドルレンジを積極展開しており、Razr Foldの日本上陸も十分にありうる。SIMフリー版がAmazonで取り扱われるようになれば最速で手に入れる方法になるだろう。

対抗馬はGalaxy Z Fold7

Samsungは例年7月ごろに次世代Fold/Flipを発表する。Galaxy Z Fold7がMotorolaの発売タイミングと重なるのは避けられない。ユーザーとしては両者の比較が出揃う夏以降まで待つのが賢いかもしれないが、「Motorola初のブック型」という歴史的な意味を体験したいなら、プレオーダーは4月11日だ。

フリップ型を完成させたMotorolaが、次の戦場にやってきた。

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