Waymo、週50万回の有料ロボタクシー乗車を達成。2年で10倍、だがUberの1時間分にも届かない
Waymoが週50万回の有料ロボタクシー乗車を達成。2年で10倍の成長だが、Uberの1時間100万トリップと比べるとまだ微小。規制当局の調査やテスラ・Zoox等の追随も迫る。

Alphabet傘下のWaymoが、全米10都市で週50万回の有料ロボタクシー乗車を達成した。同社がXで公表した。
2024年5月時点では週5万回だった。2年足らずで10倍。この間、フェニックス・サンフランシスコ・ロサンゼルスの初期市場から、オースティン、アトランタ、マイアミ、ダラス、ヒューストン、サンアントニオ、オーランドへと一気に拡大した。7都市はすべて過去1年以内に追加されている。
車両数は、2025年12月にNHTSA(米運輸省道路交通安全局)に提出されたデータで3,067台。 現在も「3,000台超」のまま据え置かれている。 つまり台数を増やさず、1台あたりの稼働率を上げて乗車回数を伸ばした計算になる。
空車で走り回るロボタクシーは渋滞を増やすだけで金を生まない——Waymoがこの問題を意識していることが数字から読み取れる。
ただし規模感で比較すると、Uberは2025年に約135億回のトリップを完了。2024年8月の決算説明会では「1時間に100万回以上のモビリティトリップ」と述べた。Waymoの週50万回は、Uberの30分間分にも満たない。
課題も山積している。NHTSAとNTSB(国家運輸安全委員会)は、スクールバス周辺でのWaymoロボタクシーの違法行動を調査中だ。サンフランシスコ市当局は、停止したロボタクシーの撤去に警察や消防が動員されている問題を指摘している。
競合も動いている。テスラは1月にオースティンで有料ロボタクシーを開始したが、カリフォルニアでの走行に必要な許可証は一切取得していない。Avride、現代自動車傘下のMotional、Amazon傘下のZooxも年内にサービス開始を目指す。
第6世代自動運転システムを搭載したZeekr製ミニバン「Ojai」とHyundai Ioniq 5の投入が近づいており、車両数の本格拡大はこれからだ。
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