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FBI長官の個人メールがイラン系ハッカー集団に突破される。米司法省が確認、機密ファイル流出の可能性
米司法省がFBI長官カシュ・パテル氏の個人メールへの不正アクセスを確認。イラン系ハッカー集団Handalaが犯行声明を出し、機密データの公開を主張している。

米司法省(DOJ)は、FBI長官カシュ・パテル氏の個人メールアカウントがイラン系ハッカー集団「Handala Hack」によって侵害されたことを確認した。
Handalaは西側の研究者から「イラン政府のサイバー諜報部門が使用するペルソナの一つ」と認定されている集団だ。今回の攻撃は、FBIが同集団のドメインを差し押さえ、メンバーに1,000万ドルの懸賞金を設定したことへの報復とされる。
同集団はウェブサイト上で「FBIの難攻不落のシステムは、我々のチームによって数時間で陥落した」と声明を発表。パテル長官の個人情報、メール、会話記録、機密ファイルを含むデータを取得し、一般公開可能な状態にしたと主張している。ただし、この主張は独立して検証されていない。
背景には、米国とイスラエルがイランの最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害した大規模軍事作戦がある。Handalaは「イスラムの敵すべてに宣戦布告する」と表明し、米国内の反体制派に対する殺害脅迫をメールで送付していた。DOJはこれらのメールを引用している。
FBI長官自身のメールが外国ハッカーに侵害される事態は、米国のサイバーセキュリティ態勢の根本的な脆弱性を浮き彫りにしている。パテル氏はX(旧Twitter)でこの件についてコメントしておらず、FBI自体も公式声明を出していない。
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