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Physical Intelligence、再び10億ドル調達へ。4カ月で評価額が倍になるAIロボティクス企業の異常な加速

AIロボティクスのPhysical Intelligenceが10億ドルの新規調達を交渉中。評価額110億ドル超は4カ月前の約2倍。商用化予定なし、従業員80人のスタートアップに巨額資金が集まる異常な市場を映す。

AutoMedia Desk
2026/03/28 17:13
2分
更新 2026/03/28 17:13
Physical Intelligence、再び10億ドル調達へ。4カ月で評価額が倍になるAIロボティクス企業の異常な加速

サンフランシスコ拠点のロボティクススタートアップPhysical Intelligenceが、約10億ドル(約1500億円)の新規資金調達に向けた交渉を進めている。Bloombergが報じた。評価額は110億ドル超。2025年11月に56億ドルだった評価額が、わずか4カ月で倍近くに跳ね上がる計算になる。

Founders Fundが参加予定で、Lightspeed Venture Partnersも交渉中。既存投資家のThrive CapitalとLux Capitalも追加出資する見通し。ただし交渉は初期段階であり、条件は変わる可能性がある。

Physical Intelligenceは設立からわずか2年。共同創業者のSergey Levine(元DeepMind)は同社のビジョンをこう表現する。「ChatGPTのロボット版だと思ってほしい」。現在約80人の従業員が、洗濯物を畳む、野菜の皮を剥くといった多様なタスクをこなせる汎用AIモデルの開発に取り組んでいる。

注目すべきは、もう一人の共同創業者Lachy Groomの発言だ。「商用化のタイムラインは設定していない」。スタートアップとしては異例の姿勢だが、投資家は気にしていないようだ。「投入できる資金に上限はない。問題に投げられるコンピュートは常にもっとある」とGroomは語った。

AIロボティクスへの資金流入が加速している。Physical Intelligenceはこれまでに10億ドル超を調達済みで、今回のラウンドが成立すれば累計20億ドルを超える。まだ商用製品のない企業に110億ドルの値札がつく現実は、AI産業の資金規模がいかに膨張しているかを如実に示している。

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