OpenAIがSoraを終了。Disney契約も3カ月で白紙に
OpenAIが動画生成アプリSoraの終了を発表。ローンチ時480万DLから半年で110万DLに急落。GoogleやKlingとの競争に敗れ、10億ドルのDisney契約も3カ月で白紙に。
OpenAIがSoraを終了。Disney契約も3カ月で白紙に
OpenAIが動画生成アプリSoraの終了を発表した。同時に、Disneyとの10億ドル規模の提携も打ち切りとなった。
Soraはローンチ直後に月間480万ダウンロードを記録した。しかしその勢いは続かなかった。12月に320万、1月に210万、2月に140万、3月は現時点で110万。右肩下がりのまま半年が過ぎた。
直接の原因は競合だ。 GoogleのVeo、中国発のKling、Runwayといったプレイヤーが次々と品質を上げるなか、Soraは「どの用途でもトップではなかった」とRender Network FoundationのTrevor Harries-Jones氏は語る。
デモ映像は衝撃的だったが、実際のプロダクトとの間にギャップがあった。
もうひとつの問題は計算資源だ。動画生成は膨大なGPUを消費する。OpenAIはDevDayで「収益化の加速」を何度も強調していた。利益を生まないSoraにGPUを割く余裕がなくなった。
Disney契約の消滅も象徴的だ。3年契約のはずが、開始からわずか3カ月。Disney側はSoraの終了を事前に知らされておらず、発表の1時間前まで共同プロジェクトを進めていたという。ただしDisney自身は他社との動画AI提携に前向きな姿勢を示している。
OpenAIのAGI展開担当CEO、Fidji Simo氏はスタッフにこう伝えた。「副業に気を取られてこの瞬間を逃すわけにはいかない」。ChatGPTの生産性向上と広告収入への集中が、現在の方針だ。
Soraの終了は、AI動画生成市場の淘汰が始まったことを意味する。先行者であっても、プロダクトが追いつかなければ退場する。
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