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Metaが2031年に時価総額9兆ドルを狙う。役員への報酬は「株価+500%」が条件

MetaがCFOや社長など幹部に付与したストックオプション。最上位の権利行使価格は1株3,727ドル——現在値からの上昇率は527%。それが達成されると時価総額は約9兆ドルとなり、NvidiaやAppleを大きく超える。

AutoMedia Desk
2026/03/29 03:33
3分
更新 2026/03/29 03:33
Metaが2031年に時価総額9兆ドルを狙う。役員への報酬は「株価+500%」が条件

MetaがCFOのスーザン・リー氏と社長のディナ・パウエル・マコーミック氏ら幹部に、新しいストックオプションを付与した。Wall Street Journalが伝えた。

「株価+500%」でやっと権利行使できる設計

ストックオプションには複数のトランシェがある。最低ラインは1株1,116ドル。これでもMetaの現在値(594ドル前後)から88%の上昇が必要だ。

そして最上位のトランシェは、1株3,727ドル。現在値から約527%上昇した場合にのみ権利が行使できる。

この株価を達成した場合のMetaの時価総額は約9兆ドル——現在のNvidiaやApple、Microsoftを軽く超える数字だ。期限は2031年

AIに全ベットするMeta

Metaは今、AIへの投資を「超攻撃的」に行っている。

  • 独自LLM(Llama)の開発
  • データセンターの大規模増設(マンハッタン全域に相当する敷地規模)
  • 「超知性(Superintelligence)」ラボの設立
  • Scale AI共同創業者のアレクサンドル・ワン氏をChief AI Officerとして迎え入れ

ザッカーバーグは今年初め、「数千億ドルをコンピュートに投資する」と宣言した。「知性はオプションじゃない——インフラだ」というNvidiaのジェンスン・フアンCEOの言葉と、同じ方向を向いている。

$9兆は夢物語か、現実か

アナリストの2027年売上高予測(平均2,960億ドル)で計算すると、時価総額2兆ドルなら今のPS倍率と一致する。

だが9兆ドルは話が別だ。PS倍率は30倍超になる。今のMetaの事業規模では数学的に難しい——と著者は指摘する。

それでも、このストックオプション設計が示すのは「本気でやる」というメッセージだ。Metaは今のところMagnificent 7の中で最も割安(予想PER 19倍)で、AIブームの追い風を最も受けやすい位置にいると見る投資家もいる。

5年後、Metaが9兆ドル企業になっているかどうか。答えは2031年に出る。

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