Meta、処方レンズ対応の新型Ray-Ban AIグラスを来週発表へ——数十億人の眼鏡ユーザーを狙う
MetaとRay-Banが処方レンズに特化した新型AIグラス2モデルを準備中。FCCへの申請書類からコードネーム判明。ザッカーバーグが描くAIグラスの未来は、視力矯正市場の取り込みにある。
MetaとRay-Banが、処方レンズ(度付きレンズ)ユーザーに特化した新型AIグラス2モデルの発売を準備していることがBloombergの報道で明らかになった。来週の発表が見込まれているが、現行モデルの「次世代」ではなく、既存プラットフォームの派生モデルという位置づけだ。
現在のMeta Ray-Ban AIグラスでも処方レンズの装着は可能だが、新モデルは最初から度付きレンズを前提に設計されている点が異なる。長方形(レクタングル)と丸形(ラウンド)の2スタイルで展開され、従来の眼鏡販売チャネルを通じて販売される。
FCCファイリングから判明したコードネーム
The Vergeが米連邦通信委員会(FCC)への申請書類から発見した「Scriber」と「Blazer」という2つのコードネームが、今回の2モデルに該当する可能性が高い。FCCの書類では「プロダクションユニット」と記載されており、製品化が間近であることを示唆している。なお、書類の内容からは、先日発売されたMeta Ray-Ban Displaysのようなディスプレイ内蔵ではないと見られる。
ザッカーバーグのビジョン——「数年後、ほとんどの眼鏡がAIグラスになる」
Meta CEOのマーク・ザッカーバーグは過去の決算説明会で、「数十億人が視力矯正のために眼鏡やコンタクトを使っている」と述べ、「数年後にほとんどの眼鏡がAIグラスではない世界を想像するのは難しい」と語っていた。今回の処方レンズ特化モデルは、そのビジョンを具現化する最初の一歩となる。
スマートグラス市場は現在、テック愛好家やアーリーアダプター中心だが、処方レンズ対応によって日常的に眼鏡をかけている数十億人のユーザーにリーチできる。Metaにとってこれは、ARグラスの大衆化に向けた戦略的な布石だ。
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