ZuckerbergがMuskに「DOGE手伝う」とテキスト送信。裁判資料で判明した2人の蜜月
Musk対OpenAI訴訟の法廷資料から、ZuckerbergがMuskにDOGE支援を申し出ていたテキストメッセージが公開された。2人はOpenAI買収の共同入札も議論していた。
2025年2月3日、Meta CEOのMark Zuckerbergは、Elon MuskにテキストメッセージでDOGE(政府効率化省)への支持を表明していた。Musk対OpenAI訴訟の法廷資料として公開された文書で明らかになった。
「DOGEが成果を出しているようだ」とZuckerbergは書いた。「うちのチームには、あなたのチームメンバーへのドキシングや脅迫コンテンツを削除する態勢を取らせている。他に何か手伝えることがあれば言ってくれ」。
このメッセージが送られたのは、Metaが第三者ファクトチェッカーを廃止し「表現の自由」路線に転換すると発表した直後だ。同日、米連邦検事がDOGE職員を「不満を持つ批判者」から守ると発言している。
MuskはZuckerbergのメッセージにハートで反応し、話題をOpenAIに切り替えた。「OpenAIのIPを一緒に入札する気はないか」と持ちかけたのだ。Zuckerbergは「直接話そう」と返答し、Muskは翌日電話すると伝えた。
以前公開された資料では、MuskがZuckerbergにOpenAI買収への参加を打診していたことも判明している。ただし、Zuckerbergが正式に入札に加わった形跡はない。
Musk側の弁護士は、Zuckerbergとのやり取りは訴訟とは無関係であり、裁判から除外すべきだと主張している。「被告側がMuskに対する否定的感情を煽るための試み」だとした。
同じ提出書類では、Altman側の弁護士がMuskのケタミン使用やBurning Man参加について質問を求めた件にも言及がある。裁判官は3月13日、Burning Manに関する「限定的な質問」は許可したが、ケタミンについては認めなかった。
Metaの広報担当者はコメントを拒否した。
テック業界の2大巨頭が政治と反OpenAIで一時的に結託していた事実は、AI戦争の構図が単純な競合関係では説明できないことを示している。
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