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PS5がまた値上げ。今度は最大150ドル、Pro版は900ドルに到達

ソニーがPS5全モデルを再値上げ。デジタル版600ドル、Pro版900ドル。AI向けメモリ需要の影響でコンシューマハードウェア全体が高騰中。

AutoMedia Desk
2026/03/28 18:42
2分
更新 2026/03/28 18:42
PS5がまた値上げ。今度は最大150ドル、Pro版は900ドルに到達

ソニーがPlayStation 5の全モデルを再値上げした。デジタル版は500ドルから600ドルへ、ディスク版は550ドルから650ドルへ、PS5 Proは750ドルから900ドルへ。2025年初頭と比較すると、わずか1年強で全モデルが150〜200ドル上昇した計算になる。

背景にあるのはRAMとフラッシュメモリの世界的な供給不足だ。 AI向けデータセンターがメモリ需要を飲み込み、NVIDIAのH200などAIアクセラレータ向けの製造にリソースが集中している。 結果、コンシューマ市場向けの供給が圧迫された。

メモリメーカーのキオクシアは2026年末まで生産枠が完売と公言しており、状況が改善する見込みは薄い。

ソニーだけの問題ではない。MicrosoftもXboxを2度値上げし、任天堂もSwitchの価格を引き上げた。Apple、Valve、Raspberry Piなどコンシューマハードウェア全般が影響を受けている。Appleは512GB Mac Studioを販売停止、Valveはスチームデッキの在庫切れを繰り返している。

2025年のトランプ関税に続き、2026年はメモリ不足が消費者を直撃する年になった。ゲーム機の価格カットは2010年代から減少傾向にあったが、発売5年を超えたPS5が900ドルに達する事態は前例がない。

メモリ製造の増産には数カ月から数年を要する。メーカー側もAI需要の変動リスクを警戒し、急速な設備投資には慎重だ。消費者にとっての「高価格時代」は、少なくとも2027年まで続く公算が大きい。

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