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AppleがGoogle元幹部をAIマーケティング責任者に採用。Siri刷新の「売り方」を固める人事

AppleがGoogle元幹部Lilian RinconをAIマーケティング責任者に採用。GeminiベースSiri刷新を控え、AI分野で遅れを取るAppleが「売り方」の強化に動いた。

AutoMedia Desk
2026/03/28 20:44
2分
更新 2026/03/28 20:44
AppleがGoogle元幹部をAIマーケティング責任者に採用。Siri刷新の「売り方」を固める人事

AppleがGoogleで約10年間ショッピング事業とアシスタント製品を統括してきたLilian Rinconを、AI製品マーケティング担当副社長として採用したことが明らかになった。Reutersが3月27日に報じた。

RinconはAppleのマーケティング最高責任者Greg Joswiak(通称Joz)の直属となる。

このタイミングには明確な意図がある。Appleは今年中にSiriの大幅刷新を予定しており、その中核技術にはGoogleの親会社Alphabet傘下のGemini AIモデルが使われる。つまりRinconは、自分が以前いた会社の技術で作り直されたSiriを、世界に売り込む役割を担う。

Appleにとって、AI分野のマーケティングは喫緊の課題だ。 OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini、MicrosoftのCopilotが消費者の認知を急速に獲得する中、Apple Intelligenceの存在感は薄い。

2025年末に投入されたApple Intelligence機能群は「地味」という評価が多く、Siriの会話能力もChatGPTやGeminiに大差をつけられている。

Rinconの採用は、技術力だけでは勝てないとAppleが判断したことを示す。GoogleでAssistant製品を見てきた人物なら、音声AIの「売り方」と「使われ方」の両方を知っている。

iOS 26.4で搭載予定のGeminiベースSiriが、Apple Intelligenceの看板機能になるのか。マーケティング戦略の成否は、消費者がSiriを再び信頼するかどうかにかかっている。

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